リフォーム業・建設業における見積書作成の自動化とは、従来のパソコン入力・PDF変換・メール送付の工程を、LINEへのメモ送信1回に置き換えることです。実際の導入事例では、1件あたり60分以上かかっていた作業が3分以内に短縮されました。以下では、導入前の状況・課題・対応方法・導入後の変化を具体的に解説します。
建設業を営む会社では、見積書・請求書の作成を代表者の奥様が担当しており、1件あたりの所要時間は60分以上でした。
作業フローは、代表者が現場から帰宅後に口頭または手書きメモで工事内容を伝える → 奥様がExcelに入力 → PDF変換 → メールで取引先に送付、というものでした。案件が重なる時期は夜遅くまで作業が続き、翌日以降の提出になるケースも発生していました。
体制:代表者1名+家族による事務補助。専任の事務スタッフなし。これは建設・リフォーム業の少人数事業者に非常に多い構造です。
この体制で発生していた課題は、提出の遅延・属人化リスク・PC依存の3点です。
現場調査完了から見積書が取引先に届くまで、翌日以降になるケースが多かった。競合他社が早く見積を出せる場合、受注機会を失うリスクが存在していました。
奥様の空き時間にしか対応できないため、件数が増えると処理が追いつかない状況が発生。担当者が不在の場合、作業が完全に止まるリスクがありました。
入力・PDF変換・メール送付のすべてにPCが必要なため、隙間時間での対応ができない構造でした。スマホから操作できる工程がほとんどありませんでした。
導入したのはLINEに工事内容のメモを送ると見積書PDFが自動生成されるサービス(Mitsumo)です。奥様の作業が介在する工程がなくなりました。
初期設定として、よく使う工事の単価マスタ登録を実施(5〜10分)。その後は現場からのLINE送信のみで運用が完結します。
導入後、見積書作成の工数・対応スピード・担当者負担の3点が大幅に改善されました。
| 項目 | 導入前 | 導入後 |
|---|---|---|
| 見積作成時間(1件) | 60分以上 | 3分以内 |
| PC操作 | 必須(全工程) | 不要 |
| 奥様の作業負担 | 1件30〜60分 | ほぼゼロ |
| 見積提出 | 帰宅後・翌日以降 | 現場で当日中 |
| メール送付 | 手動(別途5〜10分) | LINEで指示するだけ |
※ 数値は、AiBouが実際に支援した建設業の1事業者(代表者+家族による事務補助・専任事務スタッフなし)の導入前後の作業時間をもとにしています。導入前は工事内容のヒアリングからExcel入力・PDF化・メール送付まで含めて1件あたり60分以上、導入後はLINEへのメモ送信から見積書PDF生成までを計測した値です。作業時間は工事内容の複雑さや件数によって異なります。
現場調査が終わった当日中に取引先へ見積書が届くようになり、「返事が早い」という評価につながっています。
リフォーム業以外にも、現場仕事と事務作業を少人数で担う業種では同様の効果が期待できます。
共通する課題の構造:現場仕事が主業務で、見積書作成は帰宅後にPCで対応している。専任の事務スタッフがいないか、家族が兼務している。
規模:1名〜数名の少人数体制。事務員を雇用するほどの規模ではないが、見積書の量が多い事業者。
AiBouが提供する「Mitsumo」は、リフォーム業・建設業向けの見積書・請求書自動化サービスです。初月1,500円のお試しプランあり。初期費用なし・最低契約期間なし。